もくじ
はじめに
「伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い」(小宮 謙一、紫垣 樹郎)という本を読みました。
普段、読書感想文などは書かないのですが、この本の中に「読んだ本は必ずアウトプットせよ」とあったので、アウトプットしたいと思います。
あと、これ以降、Kindleで読んだ本はできるだけアウトプットしたいと思います。
内容のまとめと感想
- (凡例)ここに、本の内容を書きます
- (ここに、自分が考えたことを書きます)
気持ちがある人が可能性を秘めている
- あなたには超一流になる可能性がある。その気持があることが最低条件。超一流の人材は。向上心の次元が違う
- 正直、そこまで「超一流に絶対なりたい!」と私は考えていないので、折れました。気持ちの時点で、自分はもう超一流になる資格が無い…と言われているようで。ただ、ワンチャン狙ってやるぞ~!くらいの軽い気持ちが重要なんじゃないかなとも思いました。
新人の強み:当たり前基準
- 新人は経験が足りないなど、弱みばかりだが、社員は「弱みは目をつむるから、新人の強みを発揮してくれ」と期待している。強みは…失うものが少ない、若さ・体力がある、習慣が身についておらず、当たり前基準をゼロから作れる。この強みを使えるのは長くて3年まで。
- 習慣の効果は絶大。当たり前に120%の力を出す人は、そうすることが当たり前となる。
- この、当たり前基準を新人の時代に高めることが必要
- 当たり前の基準のところでは「挨拶をボソッとすることが習慣化している人は、常々周囲に不快感を与え続けることになる」というようなことが紹介されており、気をつけないとなと思いました。
スタートダッシュの重要性
- 重要性を一つだけ伝えないといけないなら、「スタートダッシュの重要性」を訴える。慣らし運転不要。スタートダッシュで得られる正の循環は後から取り戻せないものである。
- 組織の中には常に「誰に頼めばいいか」という思いが満ちている。
- チャンススパイラルに乗ると、経験、付き合う人、視界など、全てがその都度レベルアップしていく。
- 若ければ若いほど、加速度的にチャンススパイラルが上昇していく。
- スタートの遅れは実力以上の差になる。
- これまで、高校や大学では、3年や4年の在籍期間があって、決まった年次になったら決まった役職について、ある期限がきたら終わり…ということが多かったですが、会社という組織は、そうではないんだなと認識しました。普通、10年以上在籍しますし、早いうちから役職についてどんどん上に行く人もいるでしょう。その、早いうちからどんどん上に行く人になるには、スタートでダッシュすること、さらにチャンスを掴んでいくことが重要なのだと感じました。
- 会社にはチャンスがたくさん落ちているにも関わらず、それを拾おうとする人は意外と少ない
当たり前基準を高めよ
- 当たり前基準を高い状態で設定しておけば、習慣の力で放っておいても加速度的に成長していく。例えば…頼まれごとは喜んで引き受けて当たり前、全力で取り組むのが当たり前、目の前のチャンスは手を挙げて掴むのが当たり前、人が嫌がることは買って出るのが当たり前、仕事をくれた方の期待を超えることが当たり前
- 「人が嫌がることは買って出るのが当たり前」正直、耳が痛いです。が、やりたくないことを出来るようになってこそ、成長なのかとも思います。
- 日本の会社では給料やポジションに現れない。マイペースにやっても問題なく感じるのが落とし穴。
本気で成功したいなら3年間は徹底的に働け
- 会社での業務が終わってからも、興味ある本を読んだり、会うべき人に合ったり…など
- 様々な分野のプロは、例外なく1万時間の訓練がある(1万時間の法則)
- 周りと同じことをやっていて、いつのまにか頂点に立ってるということは無い
- これはそうだと思いました。8時間の労働以外にも、やはり、自己研鑽のようなものをしていかないと、中々上には行けないのではないかと感じました。
- 3年間全力で駆け抜ければ、あとは慣性の法則で、苦しさを感じなくなる
- いつの間にか倒れたりしてそうですが…()
- 20代で全力を出したほうが、結果的に楽しい人生を送れるようになるのです。仕事の生産性もクオリティも高いと、社内外から喜ばれたりするので、どんどん楽しくなっていく。
- しばらくは、この言葉を信じて、仕事に励んでいきたいと思いました。
- チャンスはチャンスの顔をして現れない。
101%の法則
- どんな仕事でも、相手の求めていること(期待値)を1%でもいいから、超えていくことが重要。ときにはサプライズや感動を与えることも。
- 本当に好きな仕事なら、相手からも好かれるために、期待値にすり合わせていくのではなく、期待値を超えて感動を届ける、正確には届けようとすることが重要なのだと思いました。中々難しいのですが、常々肝に銘じておけば、いざというときに出来るかもしれません。
- 逆にたった1%でも下回ると、99%は評価されず、1%が悪目立ちしてしまう。
- 期待値を調整してでも101%にこだわれ
- サプライズを継続するとやがて伝説になる。次元の違うポジションに行ける。
頼まれごとは、試されごと
- 雑用にこそチャンスがある。チャンスだと思ったことを書き留めるチャンスノートを作ろうとする新人も。
- そう思って雑用をしたほうが、社会が回るし、上司もハッピーになると思うので、良いと思います。
1分で印象づける自己紹介を身につけよ
- 自己紹介スキル向上は、伝説の新人になるためには必須。
- 大切なのは準備。チャンスを前にしても動じず伝えたいことを伝えられるように
- 自己紹介を磨くことでチャンスが圧倒的につかみやすくなるのであれば、やらない手はありません。今日からでもやってみましょう。
- はい。。やります。。
責任者の問題意識を超えろ
- 当事者意識が欠如していると、どこかで他人事を手伝っている感覚になる。
- 頼まれごとは、試されごと。頼まれた瞬間に、上司の視点に立って、何をしないといけないか責任を持って考え、行動することが必要。
- これをやっていることと、やっていないことがあるなと思いました。頼んだ人の目線でものを考えるというのは、重要なことです。
- 日々起こる身の回りのことに、当事者意識を持って思考し行動する習慣をつけると、どんな問題でも最適解を導けるような能力が身につく
- 当事者意識の測り方:当事者意識が高い人は、意見が食い違っても、納得するまでぶつけ合う。
- 中々本質をついていて、怖いなと思いました。というのは、私は面倒だから相手に合わせようとしてしまうことが多く、その場合、当事者意識が欠如しているケースがあるからです。
目標設定力
- 達成するために目標を設定するのではない。自分の中に眠っている力を引き出すために目標を設定する。
- 目標を宣言・公言し、自分を追い込め。また、宣言・公言すると力を貸してくれる人が現れる。
- 「やり方がわかる目標は、目標として小さすぎる」
- 目標は、髪に書き出すことで、達成率が大きく変わる。
- 目標設定に関するヒントが多数ありました。参考にしていきたいです。
時間の使い方
- やるべきことを、重要度・緊急度で明確にせよ
- 重要だが緊急でないこと(語学勉強など)に費やす時間を増やせ。そのコツは「デッドラインを自ら定める」、「ブロッキング」(費やす時間を予定として抑えてしまう。)
- これらのコツは強く意識していきたいと思いました。
- 朝のゴールデンタイムを活かせ。新人の自分の存在をアピールするチャンスにもなる。
- 人が少ない時間にも関わらず、いるだけでアピールになるので、簡単な話だ、と思いました。
- 仕事の切れ目以外で息継ぎをするな。
- スキマ時間をフル活用せよ。予め、リストアップしておく。
事実は一つしか無いが、解釈はいくらでもある。
- 明日につながる意味付けを行い、自分の目標に向かうエネルギーを引き出す。これは単なるポジティブシンキングと違う。
- いや、正直、ただのポジティブシンキングだろ、と思いました。私は大学受験で、E判の大学に補欠合格したのですが、模試の判定を見ても、「E判が2つ、C判が1つならどこかしら受かる」などというポジティブシンキングをして、気にしすぎないようにしていました。それに繋がるものがある気がします。
- 運がいいと思う人は、本当に運が良くなる
- その運に感謝し、大切にしたりするから。
- 一度も失敗したことのないエジソン。「成功しない方法を数多く見つけたのです。」
- 研究でも、「うまく行かないケース」は存在する。それらを十分に把握した上で、うまくいくケースを発見できれば。「失敗」とは呼ばないのだなと、自分の経験から共感した。
- 諦めない力…第一条件「絶対に達成するという信念」、第二条件「失敗と感じることを学びと解釈する習慣」。
- 「なんでできないんだろう」→「どうしたらできるんだろう」
- 解釈力を向上させる方法:自分と違う視界をもつ他者の考えをインプット
- 解決したいなら、悩みごとは同期に相談するな。慰め合いになってしまうため。
- 建設的な話し合いができる同期を持つ重要性?も感じました。
- 新人時代から、2つ上の役職の人が何を見ているかを考える習慣をつけることが重要。
質の高い人間関係の重要性
- 「成功法則の中で最も重要な要素は、人間関係の極意を知っていること」
- よりいい人間関係を作ることがビジネスの第一歩
- 「好かれる人間になる」
- ポイントは第一想起されることです。
- この部分に関しては、人間関係が重要ということは同意しますが、戦略的に「質の高い人間関係」といって、人間関係は築けるものではないと思います。
- 「好かれる人間になる」というの点に関しては、SHOWROOM社長前田さんの本のほうが、参考になると思いました。
相手が喜ぶかどうかを基準に、全ての行動を見直せ
- 「○○のとき、○○してもらったら嬉しかった」という経験をリスト化し、日常の生活で意識的に行動しようとする。それが習慣になると、あなたの見られ方が変わる。
- 例:人と会ったとき、こちらから先に、笑顔で、目線を合わせて挨拶する。
- コツは、具体的なシーンをイメージすること。どのレベルで行動するかを具体化することが重要。
- やらなきゃな…と思いました。
他己満足の精神が、人生を成功に導く
- 好かれるための行動リストで、相手を喜ばせることが当たり前の習慣になると、仕事はどんどん上手く行きます。それは、仕事の本質が、相手に価値を与えることにあるからです。
- 非常に論理的で納得しました。ただ「相手を喜ばせよう」としてやるのではなく、自分が好きでそれをやるようにしないと、不自然になるかもしれませんが…
- 上司が好きなのは「気が利く」新人です。
- 「人生の成功の秘訣は与えることである」という言葉がある。ギブ&テイクではなく、ただギブすることに集中するのです。
- 論理的には変な気もしますが、直感的にはそれは正しいなと思いました。ギブ&テイクを求めて、テイクが無いから不満を持つのは、なんだかお門違いな気がするからです。「受け取る」ことに慣れず、ただ、「与える」だけの精神でいれば、幸せになると思いました。
- お客様や社内の人に、心から「ありがとう!」と言われるようなことに挑戦してみてください。業務以外のサプライズでもいいのです。そのときに体験する感情が、何にも代えがたいものだということが分かるはずです。
- 億劫ですが、やらないで後悔するより、やって後悔したほうが良いことだろうな…というタイプのものだということは何となく分かります。
まず自分から好きになる
- 人間関係を語るときに「好意の返報性」という考えを理解したほうがいいでしょう。簡単に言えば「人は、好きになってくれる人を好きになる」ということです。
- 自尊心を満足させてくれる人を好きになるのです。人は好かれていることを知ると、相手を無視することができなくなります。
感謝の気持ちを持つと、相手の見方が変わる。
- 感謝を伝えるという行動を起こすと、人と人との関係は大きく変わり始めます。心を込めた「ありがとう」の言葉には人間関係を強くする偉大な力が秘められています。
- そして、感謝の気持ちが湧いたのなら、その気持ちを行動で伝えましょう。一番簡単なのは「ありがとう」と言うことです。
全力でペーペーシップを発揮せよ
- 上司や先輩の心のなかには「こういうことは新人がしてくれよ」とか「こういうときは新人がすぐに動くべきだ」という当たり前基準が出来上がっている。
- これは、媚びるとかではなく、常に相手のことを考えて行動できているかどうかの問題だからです。
- 本当にそうなのですが、あまり意識的にできていないので、頑張りたいなと思う次第です…
伝える→伝わる
- 「伝えようと思っているからダメなんだ。伝わるかどうかを考えてごらん」
- 相手のことを明確にイメージする。伝えることの優先順位を明確にする。最適な伝達手段を選択する。
- 伝えた相手が、次の人に伝えられる伝え方を
- いい言葉だと思いました。常に心がけたいと思います。
- シンプルなストーリーでなければ、人には理解されない
- まず自分の伝える力の低さを知れ
- 言葉の中の「意味の含有率」を高めよ。伝える力の高い人は限られた時間の中で、伝えるべきことを明確に伝えている。
技術を盗め
- 会社は社会に価値を生み出すのが仕事であり、教わる場所ではない
- 教えてもらうことを教わったら、次は教わることのできないことを盗むのです。これはマニュアル化できないものです。
- 核心をつかめるまで、粘り強く聞き出せ。コツは、「コイツに本当のことを教えてやろう」と思ってもらえるかどうかです。そのためには、相手のことを事前に十分研究し、一歩も二歩も踏み込んだ質問をしなければならない
- 自身の経験から、これは共感しました。本質的なことを質問をしようと思ったら、ある程度相手について知っていないと、「コイツに教えてやろう」と思ってくれないと考えるからです。
- 徹底的に真似ることで違いを明らかにしろ。中途半端に真似るのではなく、徹底的に真似ることで細かい違いが明らかになる。
- 盗むのが難しい時代、だからこそ、どれだけ盗む意識があるかが問題なのです。
- リモートワークやフレックスなど働き方改革で、隣にずっといて盗むというのが難しい時代です。だからこそ「盗む」ということを強く意識することが重要なのだと再認識しました。
読書せよ
- 「時間がないから読書をしないのではない。読書をしないから時間がないのだ。」なぜなら、読書をすることで、知識が増えたり、考えに軸となるものができると、仕事の生産性は上がり、その結果時間が生み出されるから。
- 非常に理詰めだなと思いました。まさにそのとおりです。読書します。
- そもそも「時間がない」というのは、ビジネスにおいては「私にとっては、その時間をとることの優先順位は低い」という意味。この言い訳は要注意。
- 読書をしない人は、読書をしないことでチャンスを逃しているという感覚すら持つことができない。
- 自分の経験からも、本を読んでいないことを見抜かれていたなと、今感じることはあるので、これは正しいと思います。
- まず、生き方・働き方の土台を作る本を読め。
- 一人の著者に偏らないようにすることです。人は活字を信じ込みやすい傾向があります。
- 本を書く人からすれば、ファンを増やして、自分の本をたくさん読んでもらったほうが、印税になるでしょう。しかし、このように書くというのは、本当に伝えたいことなのだなと思いました。
- 読んだ本は必ずアウトプットせよ。
- したほうがいい気に決まっています。ということで、以上のように、してみました。この記事を書くのに、2時間位かかったので、簡単なことではありません、が、読んでそのままにするともったいないなと思い…