はじめに
「iPhone、3年間くらいずっと使ってきたので重いなあ」と思っていました。
ので、「バックアップを取る→iPhoneを初期化(工場出荷時に戻す)する→バックアップから復元する」というステップをやってみました。そのときの備忘録です。
記事の内容は2019年12月14日時点の内容です。
ステップ
バックアップを取る
iCloudは課金しないと容量が圧倒的に足りないので、Windows(PC)のiTunesからバックアップをとりました。
バックアップファイルは、外付けドライブに入れることができるようなので、そうしました。
コマンドプロンプトをいじらないとういけないので、中級以上向けですが…
参考:iTunesのバックアップ先を変更する方法
「バックアップを暗号化」はしておいたほうがいいそうです。暗号化しないと、LINEの履歴などは消えることがあるらしいです。
だいたい、1時間くらいかかりました。iPhone 6s 64GBで。
バックアップのフォルダは20GBくらいありました。(おそらく大半が写真です…)
iPhoneを初期化
「設定アプリ→一般→リセット→全てのコンテンツと設定を消去」からできます。
色々確認して、初期化します。
「iCloudに写真をバックアップしていないが大丈夫?」みたいなことを聞かれましたが、iTunesにバックアップしていれば問題なかったようです。
(もっとも、私はいつもGoogle photosにもバックアップしてるので、万が一消えても問題ないのですが…)
初期化自体は5分くらいで終わります。
バックアップから復元
iPhoneの初期化が終わると、つないでいたPCのiTunesから「昔の設定を復元しますか?」と出てきます。ので、復元をします。
これが、結構時間がかかります。多くのデータをiPhoneに戻しているので、当然といえば当然ですが。
だいたい、2時間くらいかかりました。これも、データの多さなどによると思います。
アプリを再インストール
バックアップから復元すると、ホーム画面はバックアップ時のようになりますが、復元直後はアプリが入っていません。
そこで、放置しておくと、App Storeからアプリのダウンロードが行われます。
アプリの量にもよりますが、これもまた1時間くらいかかります。
さらに、iPhoneが熱くなります。アプリをいっぱいダウンロードするので、Wi-Fi環境を強くおすすめします。
以上で、iPhoneは元通りになりました。
引き継がれたもの
- 「写真」の中身
- 多くのアプリの設定・履歴(LINEの会話含む)
- Safariのタブ
- メッセージの履歴
- 通話履歴
- Wi-Fi、VPNの設定
- Apple watchの設定(ウオッチフェイスやSuicaの設定なども)
引き継がれなかったもの
- Touch IDの指紋(そういう仕様のようです)
- Apple Payのカード(CVC再入力が必要になりました)
- スクリーンタイムの履歴(土曜日にかけて作業したので「先週のスクリーンタイムは0分です!」と通知が来ました)
- バッテリーの使用履歴(あまり見ないかもしれませんが)
- 荒野行動の細かい設定(SCボイスの順序、画面レイアウトなど)
- 住信SBIネット銀行のスマート認証アプリ(設定・履歴がリセットされていました)
まとめ
時間はかかりましたが、簡単にできました。
やはり、アプリによっては、細かい設定が消えてしまいこともあります。
しかし、大半のアプリ・設定はそのまま引き継がれました。
iPhoneが重い方、トライしてみる価値あるかもです!