はじめに
先日、北海道旅行をしてきました。その際、新千歳から羽田への帰りの便として、相場の半額くらいという破格値だった、スカイマークの深夜便を利用しました。
新千歳→羽田のスカイマークの深夜便は次の2つがあります。
【SKY702便】新千歳00:10発→羽田02:00着
【SKY704便】新千歳01:10発→羽田02:50着
どちらも、終電後に羽田空港に着くことになります。ここで、問題になるのが、羽田空港国内線ターミナルは24時間営業ではない、ということです。
先人の搭乗記によると、国内線ターミナルは24時間営業でないので、すぐに追い出されるようです。
そこで、電車で帰りたい人は、主に次の5つの選択肢があるようです。
タクシーで国際線ターミナルに行く。
国内線ターミナルは実質的に陸の孤島状態で、徒歩で国際線ターミナルに行くと3キロくらい徒歩になります。そこで、タクシーを使って24時間営業の国際線ターミナルに行く、という方法です。国際線ターミナルのベンチで寝ることができそうです。国内線ターミナル併設のホテルに泊まる
空港併設のホテルであれば、追い出されても大丈夫そうです。ただ、チェックイン時間などは要確認です。天然温泉平和島へ行く
スカイマークの深夜便に合わせて、送迎バスが出ているようです。温泉で休めそうです。朝まで外で待つ
国内線ターミナルは原則5時に開くので、それまで待つ、という方法です。徒歩で国際線ターミナルに行く
190823追記。徒歩で行けるようです。
私は、せっかく安く乗れたのなら、一番安い方法で帰りたい！と思い、4.の「朝まで待つ」を選択しました。
注意：以下は、私の実際の記録です。今後、同じようにできるという保証はありません！
実際の記録
どうせ待つなら、待ち時間の短いほうが良いと思い、私は、SKY704便（BC704便）に乗りました。
私が乗った日は、満席でした。170人強が、終電後の深夜の羽田に放出されることになります…
「何かの理由で遅れてくれ…」と願っていましたが、乗っている便は定時で羽田空港に到着。
トイレに寄って、そのまま流れるように、バス停に出ました。
朝まで外で待つ場合は、外にトイレはないので注意してください。
環境
しばらく「ベンチとか無いかな…」と思いながら、付近を散策しました。散策した範囲では、付近にベンチなどはありませんでした。地べたか、段差に座ることになります。座れるものや、野宿道具があれば、快適に過ごせるかもしれません。
貨物トラックの物流ターミナルがあるようで、車通りは(そこそこ)多いです。（うるさいくらい？）さらに、早朝に出勤してくる人や、早朝の駐車場利用者、空港の工事業者の方などもいて、人通りはまったくない…というわけではなかったです。
付近の施設と待ってる人数
散策したときに行った貨物ターミナルに、24時間営業のファミリーマートが併設されています。ただし、片道徒歩で20分程度かかります。
国内線ターミナル出口に戻ってきて、端から端まで歩きましたが、トータルで40人くらい外で待っていました。約2割の人にあたります。考えることは皆同じなのですかね…
さらに、南側には交番がありました。もともと実質的に車でしか入れないエリアということもあり、治安が悪い、ということはなさそうです。
タクシー
タクシー乗り場には、常にタクシーが待機していました。日によると思いますが、タクシーが枯れるということは少なそうです。
ターミナル開門
スマホをいじりながら、太陽が少し出てきたなと思うと、警備員の方から「お待たせしました。ターミナルビルが開きましたので中でお待ち下さい」と声をかけられました。（非常に丁寧な案内で、救われたような気持ちになりました。）その日は4:40頃に国内線ターミナルが開いたようです。
気づけば、太陽が上り、京急線の出る時間帯になっていました。
まとめ
2時間程度で、(一応)散歩もできるので、私にはそこまで苦ではなかったです。
ただ、ベンチ等が無かったのは結構大変でした。さらに、晴れた夏の深夜という過ごしやすい気候だったということもあるので、2時間粘らずに、素直にタクシーOR徒歩で国際線ターミナルに行ったほうが良いかもしれません。
ちなみに、5時過ぎに国際線ターミナルに行きましたが、そこそこ多くの人が寝ていました。ベンチは沢山あったので、問題ないと思いますが…